借地権は主に3種類

家建物の所有を目的とする地上権、あるいは土地に賃借権が、借地権です。例えば、一戸建てでも地主から借りた土地に家が建っている場合は、借地権付き建物といいます。借地権に、地上権のほかに債権である賃借権があり、賃借権は3つの種類に分かれています

旧借地権は、旧法によって契約された借地権を指します。更新し続ければ半永久的に借りたままでいられるのが特徴で、存続期間が定められていなければ、建物が老朽化して朽廃した段階で自動的に権利が消滅します。建物が朽廃したとしても、存続期間が定められていれば借地権は消えないわけです。建物が物理的になくなった場合でも、再築が認められることになっています。借地人側が有利なのが、旧借地権の特徴です

新法の借地借家法で定められた借地権の一つに、普通借地権があります。契約更新を請求されれば、地主に正当な事由がない限り更新する必要のある契約です。更新の契約期間は1回目が20年、以降は10年と設定されています。朽廃による消滅は定められておらず、減失後の建物再建には地主の承諾が必要です。承諾なく再建をおこなうと、借地権を失う恐れがあります。旧法と比べると、新法のほうが地主側に分があることがわかります
定期借地権では、借地契約の更新ができません。期間満了がきたら、借地を地主に返還しなければなりません。一戸建てなら存続期間50年以上と定められるのが一般的ですが、契約内容によっても存続期間は異なります。


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